夏の小袖

読んだ本、活動の記録など

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『シュレディンガーの猫探し』を読みました

小林一星『シュレディンガーの猫探し』を読みました。ガガガ文庫刊。魔女が探偵より先に謎の真相にたどり着き、その謎を解かせないように、謎を謎のままにしようとする話です。ミステリの亜種なのですが、普通のミステリと違うのは、探偵役が探偵行為をして…

年末のミステリランキングなどについて

繊維ごみを出したら部屋が広くなったのですが、資源ごみを出さないと、どうにもなりません。 本は取っておきたいのですが、どういうわけか小学生の頃に買ってもらっていた児童向け雑誌などがあるのです。もともと狭い部屋なのに、さらに狭くなっています。 …

『AKIRA』を観ました

映画『AKIRA』を観ました。レンタルDVDです。 超有名作にして傑作との呼び声高い作品ですが、いままで観たことがありませんでした。なぜということもなく、ただ先伸ばしにしていたのです。 先日、『AKIRA』を「手書きアニメの最高峰」と書いている人がいまし…

図書館で借りる本について

たまに図書館に行くと、読めないほど本を借りたくなります。私が見るのは哲学、心理学、工学系、民俗学、医学、社会学(福祉、教育)の棚が多いようです。 基本的には専門書を借りるのですが、面白いとamazonなどの欲しいものリストに入れます。ほぼ立ち読み…

「沼で目を覚ました男とその記憶」

小説投稿サイト「ノベルアップ+」にて、ショートショート小説「沼で目を覚ました男とその記憶」を公開しました。novelup.plus内容は、タイトルの通りです。とある男が沼から這い出たところで目を覚まして、記憶を失ったまま近くの村落で暮らしている話です。…

『名前』を観ました

映画『名前』を観ました。使ったのはamazonのprimeビデオです。『名前』は小説家の道尾秀介氏が原案を書いた映画で、主演は津田寛治氏と駒井蓮氏。 様々な偽りの名前や経歴を使う主人公(津田寛治)のところに、正体不明の女子高校生(駒井蓮)が現れ、段々…

斜線堂弟プロブレムについて

Twitterで、斜線堂有紀氏の弟さんの発言が話題になっています。私が知ったのはtogetterにまとめられてからでしたが。本を読まない弟に「殺人事件で全部宇宙人の仕業でした、みたいな可能性を無視できるのは何で?」と言われた - Togetter私もTwitterでいくつ…

サーモンプディングについて

先日、初めてサーモンプディングを作りました。スモークサーモンが必要なのですが、高価なのですね。普段は焼く為の切り身しか買わないので知りませんでした。サーモンプディングはたしか北欧の料理のはず。IKEAのウェブサイトで作り方を見ました。サーモン…

ホラーとミステリの差異について

私は、小説はミステリを主に読んでいるのですが、たまにホラーを読みたくなることがあります。ただ、人生で読んだホラー小説家は、おそらく10作に満たないと思います。ホラーとミステリの違いは、人によって意見の別れるところでしょう。違いは明らかだと言…